第25回 ひつじのひろば 報告
『実に、神から離れて、だれが食べ、だれが楽しむことができようか。』
伝道者の書2:25
3月18日、春の雨が降る中でしたが「ひつじのひろば」が開催されました。RSウイルスやノロウイルスが流行しているようで、いつも来てくれるお友達の中でもそれらの病気にかかってしまい、残念ながら今回はお休みとなってしまったお友達もいました。そのような中で今回は6組の親子(子ども8名、大人5名、スタッフ3名)が参加しました。
今回は「ことり」に因んだ賛美や手遊び歌を歌ったりしました。読み聞かせの時間には「もぐらバス」の大型絵本1冊を読みました。その後、お母さん達向けの御言葉タイム、おやつタイム、自由遊びタイムというスケジュールで楽しく過ごしました。サークル後には残ることが出来る親子が持参したお弁当を囲みながら楽しくランチしました。
御言葉タイムでは、伝道者の書2:25の御言葉を中心に『我が家の息子が先週から離乳食をスタートしました。かなり前から家族が食事をしていると自分も一緒に口を動かし、羨ましそうに見る息子でしたから、相当な食いしん坊かもしれません。今は10倍がゆですが、これからどんどん色々な食べ物を食べ、楽しんでいくのだと思うと親としても楽しみです。
離乳食を始めた頃から「食べること」は私たちが生きていくために欠かせない物になっていきますし、「食べること」は人生の楽しみであり、喜びともなっていきますね。
日本では、昔から「お食い初め」という行事が赤ちゃんの為に行われてきましたし、今も行われています。それは赤ちゃんが食べ物に一生困らないようにという親達の願いが込められているそうです。我が家ではお食い初めはしませんが、初めてあげる母乳の時から赤ちゃんと一緒に飲む前には感謝のお祈りをしました。それは私の母乳が出ることも、赤ちゃんが母乳を飲むことも、全て神様のお力と助けによってできることだからです。子供が離乳食を始める時も、これから食べていく一つひとつが神様から与えられる物であり、それを感謝して楽しむことができるようにお祈りして始めました。
今日の聖書の言葉にあるように、私たちは神様から切り離されてしまったら、飲むことも食べることも、それらを楽しむことも、生きる事さえも困難な存在なのです。神様が私たちに生きる力を与え、食べる事ができるすべての状況を整えて下さっているから、私たちは食べ、それを楽しむことができているんですね。
そのことを本当に理解し、神様に感謝できたら、親子で食べ物をもっと楽しむことができると思います。
私自身、もっと子供達と一緒に神様に感謝しつつ食を楽しむことができればとも思っています。皆さんも、何かを口にする前に、ぜひ今日の聖書の言葉を思い出してみてほしいと思います。』とお話しました。