第36回 ひつじのひろば
『わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。』
イザヤ43:4
3月17日、春本番を思わせるような暖かい陽射しと陽気の中、今月の「ひつじのひろば」が開催されました。今回は、いつものレギュラーメンバーに加えて、暖かさもあり久しぶりの親子の何名かが参加でき、計8組の親子(子ども12名、大人6名、スタッフ3名)が参加しました。今春から保育園に入るお友達も何名かいて、今回が子育てサークル最後の参加という親子もいました。今まで集って下さったこと、また共に楽しい時が過ごせたことを感謝します。
歓迎の歌からスタートし、「あの空はどうして」という賛美や、「おべんとうばこ」という手遊び歌や、「♪Rock, scissors, paper」という英語の歌を歌いました。読み聞かせの時間には、大型絵本で「ドライブにいこう」を読みました。その後、ママへのみことばタイム、続いておやつタイム、自由遊びタイムになり、子供達を遊ばせながら、ママ達同士の自由トークタイムとなりました。そして、サークル後にはお弁当を持参した親子たちでランチタイムをしてから解散となりました。
みことばタイムでは、イザヤ43:4の御言葉から『この世のどんな高価なものも、人の命ほどの値打ちはありません。自分の子供の命で考えてみるなら、それは一番分かりやすいかもしれません。きっとここにおられるママ達は、自分の子供の命を、どんな高価なものとも比べることができないほど、大切なものと考えておられると思います。
私たちでさえ、自分の子供達のことを大切に思い、また愛しているのであれば、私たちを造り、生かしておられる神様にとって、ご自分が造った一人ひとりは、どんなにか大切な存在でしょう。今日の選んだ聖書のことばにある通りです。神様は、分厚い聖書の中に、どんなに私たちを愛しているかということを書かれました。聖書はいわば神様から私たちへのラブレターなのです。
神様のラブレターである聖書には、私たちへの愛が溢れるほど書き留められています。また、このラブレターには、私たちが神様を愛する方法、また他の人を愛する方法も書かれてあります。でも、残念ながらこの聖書を自分に書かれたものとして、読み、求める人は少ないです。
最近、親がどうしたら子供を愛し、育てる事ができるか書かれている育児書を良く目にします。私も時々は参考に読むことがあります。確かに、色々な専門家が、様々な角度から教えてくれる育児書も、ある程度は助けになりますね。しかし、私たちは他の誰かを愛する時に、まず自分が愛されていることを知り、学ぶ必要があります。人は、自分を愛してくれる存在があって初めて「愛」を知るのです。今日、私が皆さんに伝えたいのは、私たち人間は、「神様の愛」を知る必要があるということです。神様の愛は、十字架の上で私たちの罪の罰を代わりに受けたイエス様に表されていると聖書にあります。そして、神様の愛はイエス様を心から信じ受け入れる時に与えられます。
今日、子育てサークルで聖書のお話を聞くのが最後のお母さん達も数名いらっしゃいます。どうか、聖書の言葉がただの良い話で終わるのではなく、神様からママ達一人ひとりに向けられている愛のメッセージだということを忘れず、神様の愛を素直に頂くママ達になって頂きたいと心から願っています。』とお話しました。