1月19日 主の栄光-忍耐

忍耐という言葉には忍ぶこと耐えることとが組み合わさっています。忍ぶことは内側から(出してはいけないものが)出ないように自身を制御する、ブレーキをかけることを意味するのではないでしょうか。一方、耐えることは、(昨今 耐震のことが頻繁に話題に上っていますが)外から起こってくること(外圧)に対して持ちこたえることを意味するのではないでしょうか。

忍耐はイエス・キリスト様の栄光の一つの側面です。私たちの神様は忍耐の神様です。(ローマ15:5) 罪を犯す人間に対して(多くの場合において)直ぐに罰をくだされないお方です。(ローマ3:25) 慈愛深い神様はむしろ罪人が悔い改めることを望んで忍んでおられるのです。(ローマ2:4-5) 今もなお人々が救われることを心から願っておられるが故の忍耐深さなのです。(IIペテロ3:9)

イエス様の忍耐を見習うようにと私たちは励まされています。(IIテサロニケ3:5) イエス様は十字架の辱めと苦しみ、そして反逆者たちの反抗を忍んでくださいました。(ヘブル12:2-3) イエス様の弟子たちがそうであったように、私たちはしばしば持ちこたえることができず、忍耐を実行できない者たちです。(マタイ13:20-22)

どのようにして忍耐を身につけるのでしょうか。一般的にも言われることですが、人は困難を経験することによって忍耐を培います。(ローマ5:3) 神様は私たちにあえて難しい境遇を与えられます。イエス様を信ずる私たちは、イエス様に望みを置き、信仰によって忍耐を実践していくことができます。(Iテサロニケ1:3) 信仰の戦いを経験する私たちは忍耐を求めるようにと命令されています。(Iテモテ6:11-12) 私たちは健全な歩みのために、イエス様から忍耐を持たせていただき、聖霊なる神様の助けによって、忍耐を保たせていただく必要があります。(IIテサロニケ1:4) 私たちには健全な忍耐が必要です。(テトス2:2)

忍耐を身につけた人は熟練した人となります。(ローマ5:4) 忍耐がある人には、神様が善しとされた約束のものが与えられます。(ヘブル10:36) イエス様を信ずる信仰者にとって忍耐は単なるガマンではなく、意味のあるものとなります。イエス様の素晴らしいご性質である忍耐をいただく者とさせていただきましょう。イエス様と共に住むに相応しい者とさせていただきましょう。イエス様に忍耐力を養っていただきましょう。

関連記事

  1. 愛のみわざ VS. 罪の策略

  2. 11月11日 杯を飲まれた主②

  3. 2月17日 御子の人に関する全知

  4. 主の受肉の理由③:忠実な大祭司となるため

  5. 12月10日 与える神①

  6. 8月18日 三段階の救い

  1. 2024.12.15

    恵みの回顧

  2. 2024.12.15

    イエス様が来られたのは

  3. 2024.12.12

    2024 クリスマス 各集会のご案内

  4. 2024.12.08

    信仰を働かせる者として(II ペテロ 1:5~7)

  5. 2024.12.01

    牧師の独り言 Vol.29

For those who speak English: Although we do not have an English service, we will do our best to assist you when you come to our service. Please contact us.