ついに、喜ばしいことに、そして感謝なことに、恵みの福音キリスト教会は25周年を迎えました。これを記念して、12日、13日と特別集会が行われました。
12日土曜日の午後は台風19号が最も近づく時でした。何ヶ月も前からこの二日間のために計画され、多岐に渡って準備がなされてきたので、台風の影響が心配されましたが、この地域は天候が大きく荒れることはなく、集会が無事守られました。一夜明けて報道を見てみると、関東やここ東海地方でも深刻な洪水の被害があったようです。(教会脇の側道を折れた栗の木が塞ぐ程度の被害がありました。)その中にあって、今回の集会を無事執り行うことができたのは、神様の守りに他ならず、本当に感謝です。
そのような嵐の土曜日から一転、13日は青空が広がり、涼しい風が吹く気持ちの良い主日となりました。対称的な2日間の天気の中集会が行われたことは、25年の教会の歩みにおいて、晴れ渡る日、雨の日、風の日も、常に共にいて、豊かに守り続けてくださった神様の恵みを連想させました。
今回の特別集会では、福島から脇舛師ご夫妻をお迎えして「聖霊に励まされて」という大きなテーマで3回に渡って語っていただきました。
12日の第一集会ではその中でも「大胆に語らせてください」というテーマで、ペテロたちが迫害の中にあって大胆に語ることのできた3つの理由(1.復活のイエス様に会ったという事実、2.神様を恐れる信仰、3.教会の心を一つとした祈りによる求め)を学びました。
13日、日曜午前の第二集会は「私が召した任務につかせなさい」というテーマで、伝道者を輩出する教会の姿(1.教会の外に目が向けられている、2.イエス様の弟子を育てる、3.神様と心を一つとする求め)を学びました。
そして、夕方の第三集会、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない」というテーマでした。1.神様は常に私と共にいてくださるので恐れることなく、2.失われた魂の救いを求めて語り続け、3.どんな困難にあっても、御心のもと走るべき道を走るため黙ってはいけない、という、励ましのメッセージがなされました。
3回に渡るメッセージでは、一貫して、聖霊により力を受けて、より広い地域に、また次の世代に福音を伝えていくことの神様の御心とその重要性が語られました。その言葉一つ一つが力強く、教会としても、次の25年の発展のための大切なポイントを教えられたと感じます。福音伝道の拠点として、聖霊に励まされ、神様と心を一つに、恐れず歩ませていただきたいと思うことのできる恵みをいただきました。
また、日曜の午後には教会音楽セミナーとして、神様が喜ばれる音楽とはどのようなものかを仲本姉に講義していただきました。神様の与えてくださった音楽という文化は、私たちの心を聖化させ、心からの礼拝を捧げるのにとても重要であることを改めて教えられました。また、この現代に多様な音楽がある中で、正しく賛美歌を選ぶ必要、またその選ぶヒントを学ぶ機会となりました。
さらに、それぞれの集会で脇舛師ご夫妻や仲本姉の特別賛美、証しにも多くの恵みをいただきました。2日間3回の集会を無事執り行わせてくださったこと、脇舛師をはじめとする特別に奉仕をしてくださる方々を無事送ってくださり用いてくださったこと、特別集会の開催にあたり教会の人々を用いて充分な準備をさせてくださったこと、また必要な食事が与えられたこと、その全てに神様のご支配と守り、そして恵みを感じ、感謝が絶えません。
またこの記念集会では、教会25周年の記念誌が配られました。この記念誌は何ヶ月も前から準備がなされてきたプロジェクトであり、この教会の25年間の歩み、そしてそこに集う方々の想いが込められており、重みのある一冊です。これをじっくり読むとき、私たちの信じる神様は、この教会を豊かに成長させてくださり、教会に集う一人一人を用いて下さっている祝福を覚えます。
恵みの福音キリスト教会の創立から25年、ここに多くの人を集めてくださり、主にある兄弟姉妹とともに神様を礼拝する時が守られました。神様の愛、恵み、お働き、ご支配、祝福がこの教会に充分に注がれ、発展させてくださったことを覚えます。これからの神様のお働きにも期待せざるを得ません。
文章が長くなりましたが、25年の教会の歩みを振り返ると短いものですね。さらに、第二集会のメッセージで教えられたように、アンテオケの教会を始めとする福音宣教の歴史の長さを思う時、この教会の25年の歩みでさえ短く感じます。これからの25年間、さらにその先の何年間も、神様の豊かな恵み、聖霊の励ましを受け、福音を伝える枝としてさらに成長させてくださいますように。
●本日の食事●
●本日のお花●