ローマ人への手紙を書いたパウロは様々な国の人の中に「信仰の従順をもたらすため」のお役目を神様からいただいたと言っています。(ローマ1:5)神様に対する従順はクリスチャンになるためにも、クリスチャンとして歩むためにも重要な要素です。今回は神様に従うことの祝福について考えてみましょう。
使徒ヨハネは信じることと、従うことを同じ意味で述べています。(ヨハネ3:36)この箇所で神であられるイエス様に従う(イエス様を信ずる)結果の祝福は永遠のいのちをもつことであると記されています。逆に従わないことの結果は神様の怒り(さばき)であることも述べられています。
イエス様を信じ従った人には聖霊が与えられるという祝福の約束もされています。(使徒5:32)イエス様を信じたクリスチャンの中には聖霊なる神様が住んでくださり、その人の歩みを導いてくださいます。クリスチャンが聖霊なる神様の語りかけに従い続ける限り、勝利の生活が保たれていくのです。
さらに神様に従うことによって神様から与えられる恵みと平安を経験します。(ローマ1:5-7)以前は罪の奴隷であった人が神様への従順の結果、「罪から解放されて、義の奴隷」とされます。(同6:17-18)同時に「従順の奴隷となって義に至る」と述べられています。(同16節)神様に従うクリスチャンは世(の考え方・価値観等)を退け新しい心を持って歩み、(同12:2)栄光へと進みイエス様に似た者とされていきます。(IIコリント3:18)
神様に従う人は本当の意味で豊かな生涯を送ることが可能となります。(マルコ8:35-38)そして周囲の人々を同じ幸せへと導く祝福を経験させていただくことができるのです。(マタイ4:19)