12月23日 光なるお方の受肉③

光なるお方としてこの世界に来られたイエス様は、神様が光であられることを示し、またその光が神様の栄光をあらわすものであることを示されました。また同時に神様からの光は人にとって希望であり平和であることを示されました。今回は神様からの光がクリスチャンにとって何をあらわす(反射する)ものであるかを学びたいと思います。

I. 光:それはイエス様にある救いを象徴する (詩篇27:1、使徒26:18、Iペテロ2:9)
神様からの光は、イエス様を信ずる者にとって救いの光です。かつてはやみの中にあり、さばきの道へと進んでいました。自分が立っているところがわからず、また自分がどの方向に向かいどこへ行き着くのかも全く知りませんでした。人生が手探りの連続だったのです。しかし、神様からの救いの光によって、本当のことを認識させられ、解決が与えられ、確信と希望をもって歩む歩みへと変えられました。(詩篇18:28; 36:9; イザヤ60:19-20; ミカ7:8)

II. 光:それはイエス様にある歩みを象徴する(エペソ5:8、Iテサロニケ5:5、Iヨハネ1:7、IIコリント6:14、ローマ13:12)
救いの光を受けて回心を経験したクリスチャンは、イエス様にあって光の子供という立場をいただきました。それはその人の、この先の永遠の歩みが“明るい”ものとなったことを意味します。ですからそれに相応しい生活態度が求められます。クリスチャンは真実ときよさの伴う歩みをします。クリスチャンとして罪を犯した時には、神様の前における悔い改めと告白によって、神様からのきよめと、継続的なゆるしを経験します。そのことにより神様のきよさを反映し、神様との真の交わりを維持します。またクリスチャンの歩みは、かつて自分が身を置いていたやみとの決別を意味し、神様のみことばを心に蓄えることによって防御(勝利)する歩みを意味します。(詩篇43:3; 119:105; 119:130)

III. 光:それはイエス様にある証しを象徴する (マタイ5:14~16、ピリピ2:15~16)
イエス様にあって救いの光を受け、イエス様にある光の中で健全な歩みをするクリスチャンは必然的に良いものを放つ者となります。救いを受けた者がみことばに従って生活することは、クリスチャンが光なるお方の方を向いて歩むことを意味します。その人の良い行いが人々の前にあらわされることは、光なるお方からの光を反射させることです。その良い行いを人々が認知し、まことの神様を知ることへと導かれることは、クリスチャンが光なるお方を映し出す(指し示す)ことによって起こります。この罪の世にあってクリスチャンは光輝く務めを神様からいただいているのです。

まとめ:光なるお方から、光を受けた者として、光の中を歩み、光を放つ者とならせていただきましょう
救いを受けた私たちは、光なるお方からの光を受けました。そして私たちの歩みは光の中を歩む歩みへと変えられました。それは継続的にみことばを受け取り(読み、聞き、学び)、継続的にみことばに従いみことばを生活に適用することによって実現します。私たちが光の中を歩み続けるならば、神様からの光を放ち続けることが可能なのです。あなたは光を放つクリスチャンでしょうか。 あなたの歩みを通して光なるお方イエス様はあらわされているでしょうか。

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