12月11日 遣わされた救い主

イエス・キリスト様のご降誕、それは神の御子が肉体をお取りになりあらわれた瞬間でした。神様は永遠のご存在で初めも終わりもないお方ですが、肉体をお取りになることについてはその始まりがありました。イエス様の受肉を父なる神様の視点から考える時に、イエス様を“遣わしてくださった”と言うことができます。父なる神様がそうされた大きな目的はこの世界の救いでした。(ヨハネ3:17)今回はヨハネの福音書からこの世界に遣わされた救い主イエス様に注目してみたいと思います。

I. 遣わされた救い主:御心を行うお方として →父なる神様に遣わされたイエス様の果たすべき責任の一つは、この世界において救いの道を伝えることです。御子イエス様は父なる神様のメッセージを伝達し、神様がどのようなお方であられるかを示し、人々を神様のもとへとお招きになりました。(3:34; 7:16; 8:26; 12:49; 14:24; 4:34; 9:4-5)
イエス様はこの世界に遣わされてもなお父なる神様と共におられました。(8:16, 29)父なる神様と一つであられることについて変化はありませんでした。
イエス様の責任には、終わりの日にクリスチャンを復活させることが含まれます。イエス様はご自分を信じて救われたクリスチャンの復活と永遠のいのちを確実なものとしてくださいます。(6:39-40)

II. 遣わされた救い主:信ぜられるお方として →イエス様が父なる神様に遣わされたことにおいては、人間の側の正しい応答が求められます。
先ず遣わすお方(父なる神様)を信ずることです。(12:44-45)それはみことばを聞くことが前提となり、信じた結果として(罪のため本来受けなければならない)罰の免除と永遠のいのちが与えられます。(5:24)
次に遣わされたお方を信ずることです。イエス様を信ずることが、神のわざを行うことであると言われています。(6:29)イエス様を受け入れることは父なる神様を受け入れることです。(13:20)信ずることにより、人は霊的に活きる者と変えられ(6:57)、永遠のいのちの豊かさに与ります。(17:3)
そして遣わされた事実を信ずることです。(11:42)イエス様が神の御子であられ、救い主(メシヤ)であられることをあらわす目的、それは人々が信じることです。(17:8)イエス様を信じたクリスチャンが救い主にとどまり(従い続ける)続ける結果として、この世の人々も神様を知り、このお方がイエス様を遣わされたことを信じるのです。(17:21, 23, 25)

まとめ:御心を行い、救いの道を準備するイエス様を遣わしてくださった神様を賛美しましょう →人は罪のある存在です。その状態に相応しいものは罰でした。天地を創造されたお方が救いの手を差し伸べてくださらなければ誰も救われませんでした。神様が遣わされたイエス様を信じて救われたクリスチャンは神様に感謝し、賛美をささげるべきです。そしてこの世界に遣わされたクリスチャンとして歩むべきです。(20:21)信じていない人は遣わされた救い主イエス様を個人的に、そして速やかに受け入れるべきです。

 

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