2月23日 イエス様は牧者

羊飼いは、最も古い職業の一つで約五千年前からあるそうです。多くの羊を飼うとなると、家畜として飼うことはできないので、牧草地を渡り歩く必要があります。その際には羊たちをオオカミなどの動物から守らなければなりません。この羊飼いの存在は当時の人々にとってなじみのあるものでした。イエス様はご自分について、決して高い評価をされない“羊飼いである”と仰ったのです。イエス様はどのような羊飼い(牧者)なのでしょうか。(ヨハネの福音書10章11~21節)

I. イエス様は良い牧者 (11~15節)
羊のためにいのちを捨てる牧者 (11~13節):ここでの「良い」とは気高く、高潔で理想的であることを意味します。イエス様は羊のためにリスクを背負い、いのちを差し出す羊飼いであられます。そこには羊飼いとしての羊への保護する気遣いと犠牲的態度が示されています。イエス様は自発的に、そして犠牲的に身代わりとなって十字架で死なれました。

羊飼いではなく、雇われた人は、自身の安全(関心事)を優先させます。羊を牧草地へ連れて行くことはするかもしれませんが、羊のために危険を冒すことはしません。当時の宗教指導者たちは見せかけの敬虔さを持っているだけであって、「狼」に代表される危険が迫っても、勇敢に羊のために対応することをしないのです。

羊のことを知っている牧者(14~15節):イエス様は良い羊飼いであられることを再度宣言されています。これは信頼と親密さを含んだ知識に基づくものです。父なる神様と御子イエス様とが互いに知っておられるように、イエス様はご自分の羊を知っておられるのです。羊はイエス様の所有であり、個別に愛しておられるがゆえ、気にかけておられるのです。そしてご自分のいのちでさえ投げ出すのです。(IIテモテ2:19)

II. イエス様は全世界の牧者 (16節)
囲い内外の羊の牧者:「囲いに属さないほかの羊」とは(ユダヤ人以外の)異邦人のことです。イエス様は特定の民族だけではなく、私たち一人一人を導く必要を覚えてくださっているのです。

世界の一つの群れの牧者: 一人一人が羊飼いであられるお方の御声に聞き従うならば、主にあって心を一つにした群れ(教会)となり、イエス様はその群れを導いてくださいます。

III. イエス様は権威ある牧者 (17~18節)  
いのちを捨てる権威 /いのちを回復する権威: 11節、15節に続いて“いのちを捨てる”という表現が登場します。イエス様の十字架の犠牲は、罪のある人間の、神様との和解の土台となるものであり、また人間の互いの和解の土台となるものです。「いのちを再び得る」、「もう一度得る」とは、よみがえることを意味します。イエス様は復活によって、ご自身がメシヤ(救い主)であり、神であられることを示してくださいました。(ローマ1:4)イエス様が栄光をお受けになること(ヨハネ12:23)、そして信ずる者たちに聖霊が注がれること(ヨハネ7:37~39)は、イエス様の死と復活によることです。
イエス様の死には重要な二つの面があります。まず、その死は完全に自発的なものであるということです。イエス様は“その時”が来るまで決して逮捕されることはありませんでした。イエス様のゆるしがなければ誰もイエス様に触れることができなかったのです。もう一つは、いのちを捨てること、そして再びそのいのちを得る権威がイエス様にはあるということです。その死は“殺されることの同意”ではなく、また間接的な自殺でもありません。死に自らを委ねる神のご計画であり、死から勝利をもって生きてあらわれることへとつながるものです。イエス様のみが神の御心によってその存在を回復することが可能です。イエス様は、最高の犠牲と神のちからの提示という神のご計画に沿って行動されたのです。イエス様には、神と人、そしてユダヤ人と異邦人との和解を確立するための器となる権限とちからがあるのです。

まとめ: 良い牧者であられるイエス様は 権威をもって私の個人的な牧者になられた
私たちは導かれる必要がある存在です。しかし何に(誰に)導かれるかは重要です。イエス・キリスト様は最高の導き手です。私たちの人生、そして永遠を預けることができる牧者でありリーダーです。私たちは(ユダヤ人ではなく)異邦人で、本来イエス様に導いて頂けるような対象ではありませんでした。しかし、私たちもイエス様の群れに招き入れられ、導いて頂ける者たちとされました。イエス様という門をくぐって救われ、霊的に養われ、歩みを続けさせていただいています。このことの実現のために、イエス様がいのちを捨ててくださり、また復活してくださったことを感謝しましょう。イエス様がまだあなたにとって牧者ではないのであれば、あなたのために死に、あなたのためによみがえられたイエス様を信じて、あなたのこれからの生活におけるリーダーとなっていただきましょう。

 

 

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