西暦の数え方、週の最初で多くのカレンダーで赤く塗られている日曜日、一般に亡くなった方について「天国に行った」と表現すること、女性の教育の必要や地位の向上等には聖書の教えが反映し、聖書(そしてそこに記されている事実)が大きな影響を与えています。神の御子としてこの世界においでになり、死なれ、復活されたイエス様を信じない人でも、無意識の中でキリスト教の教えの中で生活しているわけです。残念なことはイエス様のことが身近に存在しながら、一番大事な自身の行く末については、実に多くの人々が不確かであることです。
約2000年前に起こったイエス様の復活の事実と私たちとの関連を知ること、私たちの将来との個人的関連を知ることはとても重要なことです。
イエス様の復活は歴史の事実です。ルカの福音書の24章に記されているように、イエス様の葬られた墓が空になっていたこと、墓に来た女性たちに天使が(イエス様が生前予告されていたように)復活の事実を伝えたこと、目撃者が複数存在すること等がそれを説明しています。死んだ人がよみがえることは通常理解されることではなく、科学的に証明することは不可能ですが、私たちに唯一求められていることは、それを本当のこととして受け入れることです。それを「信ずる」と言います。それは自主的に心で認めるということです。イエス様は「死者の中から」よみがえられました。(ローマ10:9-10) イエス様は罪のないお方として、私たちの罪の清算をしてくださったということです。このことを信じた人は「救われ」ていつまでも続く安全、幸福をいただくことができるのです。これはイエス様の復活を土台とした希望です。(Iペテロ1:3) それは新しいいのちをいただくことであり、生きる望みを体験することです。さらに信じた人の中に住んでくださる聖霊なる神様によって、人は内側から浄化され良い生き方へと変えられていくのです。人のもっているからだはいつか朽ちていきますが、やがての時、このからだも新しい完全なものへと変えられるのです。
復活されたイエス様はまもなくイエス様を信じた者たちを迎えに来られると聖書に約束されています。(Iテサロニケ4:13-18) それはイエス様を信じて亡くなった人たちの復活の瞬間であり、その時生きている人たちにとっては、からだが新しくされる瞬間です。イエス様を信じた人は皆、二度と死ぬことのない復活体を与えられます。朽ちていく肉体には別れを告げ、復活されたイエス様のからだに似たものを有することができるのです。(ピリピ3:21)
あなたは、あなたのために死なれ、葬られ、復活されたイエス様との個人的な関連をすでに認識された方でしょうか。あなたが今どのような状況で生活されているにしても、イエス様の復活の事実には希望があります。これは永遠の確実な希望です。今日これをご自分のものとなさいませんか。