5月19日 見えない主を示す

使徒ペテロが手紙の中で述べているように、クリスチャンはイエス・キリスト様を肉眼で見たことがないにもかかわらず、このお方を信じ、愛し、喜んでいます。(Iペテロ1:8) これはある意味不思議なことです。クリスチャンに見えるかたちであたえられているものは聖書(みことば)です。また見えないかたちであたえられているものはご聖霊の存在であり、お働きです。これらによって現代のクリスチャンは信仰生活を前進させ、クリスチャンの集団(教会)は一致を見ることが可能です。

クリスチャンの存在は見えないお方であるイエス様を示すことができます。一人のクリスチャンが本当に救われていること、イエス様の復活によって義と認められていること、平安が与えられていること等を生活で表現しているならば、聖書のことばが確かなものであることを証明することになります。

エペソ2:1-3にはクリスチャンのかつての姿が記されています。続いて4-6節では救いにおける神様の手続きが記されています。神様は私たちを愛してくださり、罪の中に死んでいたところから再生させ、高い立場に置いてくださいました。私たちは神様のされたことを個人的に信ずることによって、その手続きを適用されるに至りました。神様の用意してくださった救い主イエス様を信じたクリスチャンは、神様の視点を受け入れて生きる者、イエス様の復活と昇天に基づく生き方をする者と変えられました。

クリスチャンは罪を犯し続けることに終止符を打った者です。(ローマ6:1-11) イエス様の十字架において「死にあずかるバプテスマ」(3節)を受けたのであり、それは神様を喜ばせる生活をスタートさせるためでした。私たちの中の古い人(性質)は神様によって取り扱われており(6節)、イエス様と共に生きることが約束として与えられています。(7節) 救われた者に求められていることは、自らが罪を犯すことに関して死んだ者であることを認めると共に、神様と共に生きる者として変えられたことを認めることです。(11節) そのようなことを踏まえた上での生活をしていくときに、見ることができないイエス様を人々に示すことが可能となるのです。

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