5月28日 みことばを語る働き

使徒パウロの主イエス・キリスト様との出会いの後の応答は必然的なものでした。イエス様からの命令に従う以外に選択肢はなかったのです。今まで、行く先々でクリスチャンを迫害していたパウロが、今度は行く先々でイエス様を伝え、人々に悔い改めを呼びかけたのです。自分たちは神様の前に特別な存在であると考えるユダヤ人たちにとっては、異邦人も同じ土台で救いを経験することができると語るパウロをゆるすことはできず、命までもねらわれました。そのような中でもパウロは神様の助けをいただいて可能な限り神様のみことばの約束をあらゆる人々に語りました。そのメッセージの中心はイエス様であり、イエス様の死と復活です。今回はみことばを語る働きについて考えましょう。(使徒の働き26:19-23)

I. それは神様の権威に基づく働き(19-22節)→パウロはイエス様と出会った時、神様からの「啓示」をいただきました。それは彼が神様から真実を示され、これから何をすべきかを示されたということです。以前のパウロは、自身の信念で生きてきたのですが、今のパウロはイエス様に対する信仰(神様への応答)で生きているのです。神様のために、神様のみことばを人々に語る時に、様々な場面で人々の反対に遭いました。(21節)しかし一方で神様の助けもありました。(22節)神様はイエス様に対する信仰で語るパウロの後ろ盾です。語るのはパウロですが、神様の権威で彼は語っているのです。神様はご自分のために働き、語り、証しをする者たちにちからを与え助けてくださいます。(詩篇10:14; 28:7; 30:10; 54:4; イザヤ41:13-14; ヘブル13:6)

II. それは人々を悔い改めへと導く働き(20節)→パウロの語るメッセージは、神様に対する応答を迫るものです。神様との関係において正しい立ち位置に戻る決断をし、神様に喜ばれる歩みを始めていく決断です。神様の前に罪のある人間の悔い改めは、単なる“心のありよう”ではなく、神様に立ちかえるという行動です。その瞬間に古い歩みに終止符が打たれ、新しい歩みがスタートします。悔い改めは心の問題にとどまらず、生き方の具体的な変化としてあらわれなければなりません。(2:38; マタイ3:8; エペソ2:8-10; ヤコブ2:18)悔い改めはプライドのある人間にとって簡単なことではありません。また人々の間違いを指摘し、悔い改めへと導くことも簡単ではありません。しかし、神様と神様のみことばにはそれを可能とするちからがあります。

III. それは人々に光なるお方を指し示す働き(22-23節)→パウロがイエス様に出会った時、彼は文字通り強い光を受けました。それは神なき歩みの中にあり、闇の中にいたパウロが、神様の真実の光に照らされたことを象徴しています。イエス様を知り、真実を知ったパウロが、光なるお方を伝え始めました。そのお方は(ユダヤ人たちも信じているはずの)旧約聖書で約束されているお方です。(22節)イエス様についての預言は一つ一つ確実に成就してきているのです。(ルカ24:44) パウロのために、そして私たちのためにこの世界においでになったイエス様は、死なれ復活された救い主です。(23節)このお方は、なお光なるお方として生きておられ働いておられます。先に救いに与った私たちはこのお方を人々に伝えるのです。

まとめ:みことばを語る働きは、みことばに生きる歩みによって効果的なものとなる  →私たちの語ることが、単にことばだけのものであるとしたら、どのような意味があるでしょうか。信仰はその告白以上にその生き様に意味があります。私たちは皆が、牧師・宣教師・教師になるわけではありませんが、クリスチャン皆がこの世界にあってイエス様を伝えあらわす証人として置かれていることは事実です。私たちは光の中に住まわれ、私たちの目には見えないお方を人々に紹介するのです。(Iテモテ6:16)みことばに生きる私たちの姿がどれだけ重要になるでしょうか。神様のお働きの中で、光なるお方からの光が暗闇の中にいる人の心を照らします。その過程において私たちは効果的なお役目を果たさせていただけるでしょうか。

 

 

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