7月19日 恵みの回顧

先週に引き続き、梅雨の貴重な晴れ間の中での礼拝となりました。どんより曇り空か、長雨が続くような日々を過ごしていますと、雲から覗く少しの晴れ間さえも、貴重で何か心さえも明るく照らされるような気になります。しかし、再びコロナ感染拡大が広がりつつある中で、人々の心には、また暗雲が立ち込め始めています。

しかし私たちの心を本当に照らし、愛を持って導かれるお方を私たちは知り、今日もそのお方を心から礼拝できた幸いを感謝します。集う教会が与えられ、愛する兄姉の存在があり、また聖書に固く立った忠実なメッセンジャーが与えられ、霊的な励ましと慰めを今日も頂けたこと、その一つ一つが大きな恵みであることを忘れてはいけないと思います。その上で、私たち一人一人の信仰と礼拝が、主に喜ばれ、受け入れられるものであったならば幸いです。本日、教会に集いたくても、集うことのできなかったお一人お一人にも、主の等しい恵みが注がれますように。

これまで特別賛美は各グループによって捧げられていましたが、コロナの影響で特別賛美も前に出て賛美を歌うという方法は、一時お休みとなっています。しかし、私たちの主への賛美を止めるわけにはいきません。そこでここ何週か続けて、特別賛美をピアノの独奏でお捧げする形になっています。ピアノ独奏の賛美を聞きながら、前のスクリーンに映し出された歌詞を見て味わっています。そのような特別賛美になってこれまで以上に、歌詞の意味や、そこに含まれている信仰や励ましを、じっくり考えたり味わって恵まれています。

さて、「当てにならない自分」というテーマで語られた今日のメッセージですが、私個人としては非常にタイムリーなものとして与えられました。主はやはり全てをご存知なのだと、鳥肌が立つ思いがしたほどです。

今日のメッセージの中に出てきた「主のご計画の完全さと素晴らしさ」と対照的だった、「ペテロの計画と意思のもろさ」は、私たち一人一人にも当てはまるものがあると思います。ペテロは主に「あなたのためならいのちも捨てます。」と自信たっぷりに、そしてその計画は必ず実現させてみせる!という意気込みたっぷりに言い放ちました。しかし、メッセンジャーが言われた言葉で特に心に残ったのは「ペテロではなく、主がペテロのために命を捨てたのです」でした。主はペテロの全てご存知でした。また私たちの事もご存知おられます。

ペテロと同様、私たちも自分の本当の姿を知らず、悟らず「主の為に!」と意気込んで、また自信たっぷりに何か事をなそうとする部分があるかもしれません。しかし、「私ではなく主が事を成してくださるお方」だという事を忘れてはいけないのですね。私たちの計画、思い、願い以上に主のご計画、御思い、お考えは遥かに大きく、素晴らしいものだという事を改めて認める必要があるのだと示されました。「主の為に!」と願う時、そのことが実現する条件を自分の力で整えようとしたりすることは、主のご計画、御思い、お考えを前に何と無力で無意味な事かを教えられました。そのことが実現する条件を整えて下さるのは主であることをもう一度心に刻み、様々な計画や思い、願いを持つときは常に「主の御心ならば…」という心からの祈りを持って、自分の計画や思いを主に差し出すことができますように。

最後に私が主の御心の広さ、深さ、高さを覚える大好きな聖句を記します。

イザヤ55:8、9
「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。―主の御告げ。―
天が地よりも高いように、わたしの道はあなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い」。

 

 

 

 

 

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