7月28日 ペンテコステのメッセージ

今回の箇所の含む使徒の働き2章の大部分は、ペテロの最初の説教です。①ペンテコステ(聖霊なる神様が人の上にお降りになった日)に起こったことの説明、そして②ペテロの使徒としてのメッセージ、③悔い改めの呼びかけと祝福の約束と続いていきます。今回はペテロのメッセージがどのような種類のものであるかを見ていきます。

①聖霊降臨のメッセージは人の創作ではない (14-15節) →ペンテコステの日に使徒達は聖霊に満たされ、自分達が習ったことのない外国語で、神様からのメッセージを伝えました。それを聞いたある人は驚き、戸惑った一方で、ある人は酒に酔っていると言ってあざけりました。ペテロはまず今回のことが酒酔いによるものではないことを明確にしました。使徒達が語ったメッセージは不完全な人間によって生み出された考えでもなければ単なるお話ではないのです。たしかに語ったのは使徒達ですが、「原作」は人間ではありません。現在もクリスチャンはメッセージを伝えます。クリスチャンはまずメッセージを受け取って(体験して)、そのメッセージをそのまま伝えるのであって、自分の気の向くままに、好き勝手な、またいい加減なことを語るのではないのです。

②聖霊降臨のメッセージは神様が語られるもの (16-21節) →ペテロは預言者ヨエルの言葉を引用しました。預言者は神様からのメッセージを伝えるお役目をいただいた人です。ヨエルはペンテコステの約800年前に聖霊がお降りになることについて語りました。聖霊なる神様は身分に関係なく神様(救い主であられるイエス様)を信ずるすべての人にお降りになり、皆が神様のメッセージを語るという約束です。また現在からさらに先に起こる出来事(神様によるさばき)についても語られ、同時に神様からのメッセージに正しい応答をする者には必ず救いが与えられることを宣言しています。聖書のみことばは神様からのメッセージです。あなたはどのように応答しますか。自分の永遠をコントロールされるお方のことばとして受け入れるか、拒否するかはあなたが選ぶことです。

まとめ: 聖霊が注がれたクリスチャンには神様からのメッセージが与えられている →イエス・キリスト様を唯一の救い主として、信じ受け入れた人には聖霊が注がれており、聖霊なる神様が住んでおられます。あなたがまだ信じていない人であるならば、信じて聖霊なる神様を心の中にお迎えしましょう。あなたがすでにイエス様を信じた人であるならば、あなたは神様から語るべきメッセージを与えられています。あなたが身近で接する人々に聖書のことばを伝えていきましょう。ある人は馬鹿にし、相手にしないかもしれません。しかし神様の言葉は永遠に変わらず、信ずる人には必ず救いが与えられることを覚えておきましょう。

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