8月16日 信仰による霊的生活

イエス様は弟子たちに、天の住まいのこと、そしてそこへ至る道のことを語られました。またイエス様を見ること、知ることによって父なる神様を見、また知ることができることも教えられました。しかし、(イエス様に)残される弟子たちにはしばらくの地上での歩みがあります。(それは今を生きる私たちも同じです。)その間はどうすればよいのでしょう。イエス様は弟子たちに対して(今回の箇所を含む31節までで)最高の保証と約束をお与えになります。今回はイエス様に対する信仰が生み出す二つのことを学びたいと思います。(ヨハネの福音書14章12~14節)

I. 信仰はわざを生み出す(12節)

11節では、イエス様の仰られることを信じるようにと言われていますが、この節ではイエス様ご自身を信じることが言われています。道・真理・いのちであられるお方、父なる神様と一つであられるお方、神と人との仲介者であられ、贖い主であられるお方への信仰です。
ここでの、イエス様の行うわざを行うことの約束は、イエス様を信じる人すべてが対象です。イエス様は、ご自分が去って行かれる時に、ご自分の働きが継続され、ご自分が果たされたよりも偉大なことがなされることを期待されました。「わざ」はイエス様に対して信仰を持つ者が経験しあらわすところの実(結果)です。
弟子たちが、イエス様よりも偉大なわざを行うことができるのは、イエス様が天にお帰りになった後に遣わされる聖霊なる神様のちからによります。ペテロ達は聖霊のちからを受け、(記録においては)主の地上でのご生涯の期間に得たよりも多くの回心者を得ることになります。また建て上げられる教会の影響力はローマ世界を網羅するもの、(基本的にはパレスチナ圏内にとどまられたイエス様のお働きよりも)広範囲のものとなりました。
弟子たちが行うであろう偉大なわざは、ちからよりも範囲(広がり)を意味しており、焦点となるところは肉体的な奇蹟ではなく、霊的奇蹟=人の魂の救いです。
イエス様は十字架・復活・昇天の後、弟子たちを通してそのお働きを増殖されました。天の父なる神様のもとへ行かれることにより、(目に見えるかたちではなく)彼らの内に霊において住まわれることにより働かれるのです。(ヨハネ16:7)今もなおイエス様は生きておられ、ご自分がはじめられた教会において、また私たちの教会(一つの地方教会)において、そのお働きを続けておられるのです。私たち一人一人は信仰によりこの偉大なわざに参加しているのです。

II. 信仰は祈りを生み出す(13~14節)

弟子たちが偉大なわざを行うことができるとすれば、それは祈りから始まるものです。そして、その祈りはイエス様のお名前によってなされるものです。イエス様と一つであることにおいて、或いはイエス様との関係において、の祈りです。“御名によって”は単なる唱え事や決まり文句ではありません。これは、この祈りがイエス様によって保証されていること、そしてイエス様のご性質と目的に沿うものであることをあらわすものです。
私たちは祈りにおいて、神様の御心を求めます。またイエス様が“どのようなお方であられるか”ゆえに祈るのです。そしてその祈りは、神様の栄光があらわされることを願ってのものです。この栄光は、父なる神様が御子イエス様と一つであられることにおいてお受けになるものです。このような祈りをイエス様はすべて聞いてくださいます。
私たちの信仰は祈りにあらわされます。私たちがイエス様のちからを信じ、神様のお考えに委ねて祈る時、イエス様(神様)がお応えになり、神様がほめたたえられるのです。

まとめ: 霊的生活とはイエス様に対する信仰を土台としている

今回のタイトルは「信仰による霊的生活」ですが、そもそも信仰によらない霊的生活などというものは存在しません。しかし、イエス様に対する信仰ではなく、自分を信じることによって“霊的であるかのような生活”をすることは可能です。私たちは自らのちからに頼り、或いはそれを誇りとして生活をしてしまう可能性があります。或いは自己中心的な祈りの生活をすることもあるでしょう。今一度心に留めたいことは、真の信仰による歩みというのは主にあってという土台の上に成り立つものであるということです。イエス様の権威を認め、イエス様の御ちからに信頼し、イエス様によってのみ最善がなされることを期待する前提がそこにはあります。私たちの歩み(わざや祈り)はこれらのことがらの認識と理解をふまえてのものでなければなりません。霊的であるとは、信じるイエス様と一つであり、正しい関係にあるクリスチャンの姿であることを覚えましょう。

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