8月31日 主の復活による啓示⑧

神の御子であられるイエス・キリスト様の死からの復活によって、神様のちからもあらわされました。今回はその事実を知り、私たちもそのちからを体験することができることを確認しましょう。
使徒パウロはエペソの教会への祈りの中で、父なる神様の御力がイエス様の中にあらわされたこと、それはイエス様の復活によってあらわされたことを述べています。(エペソ1:19-20)神様には死人をよみがえらせるちからがあるのです。父なる神様は、イエス様をよみがえらせてくださった後、天の右の座に着かせ、すべてのちからのあるものの上に、イエス様の名を置かれました。(同21節)イエス様はイエス様を信じる者の集団である教会のかしらであられます。(同22節)教会が立つ(建つ)ことができる理由はイエス様にあります。教会は神様が満ちておられる領域であり、クリスチャンはそこに連ならせていただいているのです。(同23節)
さて主の復活によってあらわされたちからは、どのようなかたちで私たちクリスチャンに適用されているのでしょうか。先ずそれは守り(護り)のちからとして適用されています。(Iペテロ1:5)私たちクリスチャンの信仰が守られるとするならば、それは神様のちからによります。救われても、なお罪の性質を持つ私たちは、罪からの守り、道徳的な守りが必要不可欠です。さらに精神的(そして場合によっては肉体的)な守りを必要とします。それらの守りのちからを神様はあらわしてくださいます。また信仰生活における喜びや忍耐のちからとして適用されます。(コロサイ1:11-12)様々な難しい経験に遭遇する中で、神様を見上げ、主にある立場を感謝しつつ(そのことを誇りとしつつ)喜び耐え忍ぶことを実現させていただくことができます。
私たち一人ひとりは弱い存在ですが、神様が住んでいてくださる器です。(IIコリント4:7-11)それは神様のちからがあらわされる器なのです。この世からの反対・迫害は現実にあるわけですが、そのような中にイエス様のちからがあらわされるのです。私たちの弱さの中にイエス様のちからがあらわされることは、イエス様の恵みによります。(IIコリント12:9)私たちに与えられるちからは、他者を助け、建設することに用いられます。主の復活のちからは、私たちが普通では耐えられないことに耐え、また大きな(神様のための)事業を実現させます。やがて外側に明確なかたちであらわされるイエス様のちから、その時を待つ私たちは主の復活を通して適用されている神様のちからを認識し、お頼りしつつ歩もうではありませんか。

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