今朝はマルコの福音書14:22-26から「主の晩餐のメッセージ」を学びました。
① イエス様はからだを裂いてくださいました。イエス様は過ぎ越しの食事の中で重要なメッセージを弟子たちにお伝えになりました。種なしパン(イースト菌の入っていないパン)を取ってそれを裂き弟子たちに配っておっしゃいました。「これはわたしのからだです」と。パンはイエス様をあらわし、裂かれたパンはまもなく痛めつけられ傷つけられ十字架にかかられるイエス様をあらわしていたのでした。イエス様のからだが裂かれることについて他の箇所には「あなたがたのために」とあります。イエス様はあなたの永遠の幸せ(救い)のために想像を絶する苦しみを受け裂かれてくださったのです。
② イエス様は血を流してくださいました。イエス様はまた杯を取って弟子たちにお与えになりおっしゃいました。「これはわたしの契約の血です」と。ぶどう酒はまもなく十字架で流されるイエス様の血をあらわしていたのでした。旧約の時代に神様がノアやアブラハム、モーセと契約をかわされた時には動物の血が流されました。それは契約成立のために必要なことでした。神様の前に罪人であるあなたがゆるされるためには唯一罪のないお方、イエス様の血が流される必要がありました。イエス様が血を流して死んでくださったことによってあなたの罪の問題の解決、神様との関係回復の道が開かれたのです。
③ イエス様は希望を与えてくださいました。イエス様は最後に「神の国で新しく飲むその日までは」ぶどうでつくった物を飲まないとおっしゃいました。それはまもなく死んでいかれるイエス様が復活されいつの日か王国を建ててくださることをあらわしています。イエス様はあなたのために死んでくださっただけでなく、復活してくださり今も生きておられます。からだを裂き血を流してくださったイエス様を信ずることによってあなたにも イエス様が統治される永遠の国(天国)に入ることができる希望が与えられるのです。
教会では定期的に聖餐式を行ないます。パンとぶどう液をいただくことによってイエス様が自分のために裂かれてくださったこと、血を流して死んでくださったことを覚えるのです。自分の救いのためにどのような代価が支払われたかを想い感謝をささげると同時に自分の歩みを反省し神様に従う新たな決心をする時でもあります。これは救われたクリスチャンが天の国に行くまで続けられることです。このようにしてイエス様を覚えイエス様の死を示し やがて来られるイエス様を待ち望むのです。あなたも個人的にイエス様を信じて、信仰を告白し、聖餐式の交わりに加わりましょう。