12月9日 神の時は満ちて

今週はルカの福音書2:1-7から「神の時は満ちて」という題で神様が私達に計画してくださった救いの素晴らしさを学びました。

 先ず①神様の救いのご計画は歴史の只中に起こるということです。(1-3節)当時の人々(ユダヤ人)は初代のローマ皇帝アウグストの支配下にありました。彼の政策の一つとしてこの時、住民登録が実施されました。しかしこの支配者の上に歴史の主であられる神様はおられました。すでに預言されたとおり(ミカ5:2)神様の人類に対する救いの計画は人の思いを越えたところで推し進められていたのです。

 また②神様の救いのご計画は必ず成就するということです。(4-5節)イエス様の両親になったヨセフとマリヤも住民登録のためにガリラヤの町ナザレからベツレヘムへ向うことを余儀なくされました。しかしこの事の中で神様のみことばは成し遂げられていきました。すべてのことは神様のご計画の中にあります。神様の計画なさることは常にベストであり、間違いがありません。またすべての「時」には神様の意図があります。神様のなさることには常に目的があり意味があるのです。

 そして私達は③神様の救いのご計画の中に生かされているということです。(6-7節)ベツレヘムに到着し充分な「出産環境」が整わない中、マリヤはイエス様を産みました。それは神様の「時」が満ちた瞬間でした。人々が長きにわたって待望していた救い主(メシヤ)の誕生です。約2000年前に人としてこの世界に来られたイエス様を信じているクリスチャンはやがて再びイエス様がおいでになること(再臨)を知っています。その「時」が満ちる時、私達の救いが完成します。クリスチャンは今その時が近づいていることを覚え、注意深く歩むことが求められているのです。(マタイ24:3-14,42; 25:13)

 

 

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