1月1日 みことばによる祝福

今日は詩篇119:9-16から「みことばに従う道は幸福の道」であることを共に考えました。詩篇119篇は「みことば」を中心のテーマとして書かれています。神様のみことばは私たちに救われる方法を教えるだけではなく、この地上でどのようにしたら幸せな人生を送ることができるかを教えます。そのいくつかを学んでみましょう。

①みことばを罪と戦う武器とする人は幸いです。(9~11節)→私たちには罪の性質があり、罪の世界に住んでいるため、「きよい」生き方をすることは本当に難しいです。私たちが見るもの、聴くもの、読むもの、行く場所、そしてお付き合いのある人達と話す内容はすべてきよいものでしょうか。また私たちの行動の裏側にある心の動機(何かをする時の本当の理由)は純粋なものでしょうか。私たちの行動・思い・動機がいつもきよく、純粋であるためにはみことばが必要です。みことばは私たちに完全な基準を与えてくれます。みことばによって何が正しく、何がきよく、何を神様がお喜びになるか(またはならないか)を知ることができます。そしてみことばに従って、正しいもの/事を選ぶならば汚れること、つまり罪を犯すことから守られ、正しい態度で事を行うことができます。罪の誘惑がある時に勝利するためのみことばをしっかりと握っている人は幸いです。

②みことばを謙虚に学ぶ人は幸いです。(12節)→罪の誘惑に勝つことができるためにはみことばを充分に学んでいなければなりません。学ぶためには「教えていただこう」というへりくだった態度が必要です。この一年、神様の喜んでくださる生活をしたいと思いますか。そうなら神様に「みことばを教えてください」と祈ってこの年をスタートさせましょう。

③みことばを楽しむ人は幸いです。(13~16節)→ みことばを教えていただき、学ぶことは大切ですが、それが楽しいものでなければ長続きはしないでしょう。人は自分の楽しんでいることをいつも話題にします。なぜならその人にとってそれは価値があることだからです。私たちを造り、私たちに救われる方法を準備してくださった神様は私たちが幸せになることを望んでおられます。そしてこの一年が祝福に満ちたものとなることを望んでおられます。その神様のおことばである聖書を楽しもうという思いでこの一年過ごしてみてはどうでしょうか。みことばに費やす時間をもうすこし増やしてみてはどうでしょうか。みことばをもう少し注意深く読み考えるように努力してみてはどうでしょうか。きっとみことばを楽しむことを知り始め、みことばを学ぶことの喜びを覚えることでしょう。

聖書のことばは人が人らしく生きるためにどうしても必要な「食べ物」です。みことばが毎日充分に心の中に取り入れられていることによって私たちは幸せを経験できます。罪に対する勝利を与え、私たちに成長を与え、信仰生活に喜びを与えるみことばを今年新たな姿勢で味わっていきましょう。今年一年、みことばによって与えられる祝福を体験させていただきましょう。

 

 

 

 

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