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イエス様を信じて救われた人は確実に終わりまで保たれる理由として、①神様は御心と約束を必ず果たされること、②イエス様が(神様と人の)仲保者であられること、③神様にはそのちからがあることを学んできました。今回は、最後の理由として、クリスチャンは根本的に変えられていることについて学びたいと思います。
新しいいのちが与えられている(IIコリント5:17): 人が新しく生まれることは、神様のなさるみわざです。そしてこの状態は継続されていくものです。悪魔と罪に支配される生き方は過ぎ去りました。これらの支配下にある、価値観・優先事項・信念・愛の対象・計画等は過ぎ去ったのです。(クリスチャンの中に、なお罪の性質は存在しますが視点が変えられたのです。)人が新しく生まれるのは(人の側において)は信じることによってです。信じた人は、イエス様の“中にいる”のです。これが意味するところは、①罪に対する罰を代わりに受けられたイエス様にある安全な立場をいただいていること、②父なる神様が慈しみ愛しておられる御子イエス様にあって受け入れられていること、③死から復活されたイエス様ゆえに、永遠のいのちと天における相続の約束という将来の安心を手にしていること、そして④イエス様の(神様としての)ご性質に与っていることです。
人は悪魔という敵陣から救出され、神様の前において新しい者として取り扱われています。信仰の歩みを続けていく中で、この立場と行いとが一致していくのです。
イエス様の十字架の死と復活において起こったことゆえに、この方を信じた人は、イエス様と共に死んだ者、そして共に生きた(よみがえった)者として神様は見てくださっています。最初の人間であったアダムは、人間の“代表”として堕落したため、人は皆堕落しました。しかし、罪人の“代表”として死なれ復活されたイエス様は決して堕落することがなくそのみわざは永遠に有効です。
イエス様にあって古いものは終わり、新しいものが始まりました。「新しい創造」は、手直しでも“再生”でもない恵みによる変化のみわざです。新しい創造において、人はイエス様に向かって生きるように変えられたのです。
永遠のいのちが与えられている(ヨハネ10:28; 3:13,36):「永遠のいのち」には永続(時間的なこと)と豊かさ(質的なこと)が含まれています。“羊飼い”であられるイエス様は、羊(人)にいのちを与えることができます。そしてこのいのちが与えられた人は、救われた瞬間からずっと保護され続けるのです。永遠はイエス様ゆえに保証されています。クリスチャンはすでに永遠のいのちを持っており、肉体の死をもって永遠のいのちに切り替えていただけるのです。これは無限の神様からの無限の贈り物です。
神様が人の内面で行ってくださった超自然のみわざを変更することはできません。(子供が両親の子どもである事実を変更できないように)新生したクリスチャンは天の神様の子どもであることを変更することはできないのです。つまり神様の子どもとしての権利を失うことはないということです。
まとめ:神様の恵みによって超自然的変化を経験した人の救いは確実に終わりまで保たれる
あなたはイエス様を信じましたか。あなたの罪を背負い、死なれ、復活されたお方としてイエス様を信じましたか。もし信じたのであれば、あなたは救われており、その救いは永遠に有効です。神様は約束に忠実なお方です。御子イエス様は仲保者としてあなたのために神様の前にあってとりなし続けてくださいます。神様にはクリスチャンを保ち続ける力があります。そして、救いにおいてあなたの内面で起こったことに変更はありません。
確かな救いをいただいたクリスチャンにできることは何でしょうか。それは与えられた救いの素晴らしさをあらわす生き方を(神様の恵みによって)することです。救いを実現してくださったイエス様がほめられ、イエス様が喜んでくださる生き方をすることです。