8月9日 ほんとうにコワイのは

新型コロナウイルス感染の状況は未だ収束を見ない中、私たちがかつて経験したことのない夏を迎えています。今回の事は世界的に私たちの生活を変えるものとなりました。なお治療方法やワクチンの開発が確立されていない中にあって、命の危険を強く覚える人も少なくありません。万が一の時の「安全装置」・セーフティーネットがないことは不安を増殖させるものです。

 3密になる→コロナに感染するかもしれない→死ぬかも知れない、という流れで、私たちはコロナウイルスを恐れるわけですが、本当に恐れなければならないことは、死ぬことになった場合の、その後のことです。

 聖書には人の死の原因が明確にされています。人は神様によって造られた存在でありながら、神様に背を向けたため、神様の前では罪のある存在になりました。神様はきよく正しいお方ですから、罪のある者には罰を与えなければなりません。その罰は、死ぬことと、死後の永遠の刑罰です。人には、神様に対する罪があるため、苦労を経験し、死に、死後さらに苦しまなければならないのです。

 神様は愛の神様でもあられますから、罪のある人間を助ける方法も準備してくださいました。自分のたったひとりの息子である(罪がまったくない)イエス・キリスト様が十字架で代わりに死ぬことによって、この方を信じる者をゆるす・救うという素晴らしい計画です。誰でも、自分の罪を認め、イエス様を信じるなら罪がゆるされ、死後の刑罰を免れることができるのです。

神様の前では皆 罪のある人間です。罪がある人間は、新型コロナウイルスに感染しなくても、いずれ死を迎えることになります。イエス様を信じるなら、いつ死ぬことになっても、究極の永遠のセーフティーネットがあるので安心です。ウイルスに感染しないための努力は大切ですが、必ず訪れる死に対しての準備はもっと重要です。死後の備えを一刻も早くしましょう。

「身を殺して魂をころし得ぬ者どもをおそるな、
身と魂とをゲヘナ(地獄)にて滅ぼし得る者をおそれよ。」
(文語訳聖書 マタイの福音書10章28節)

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