高齢の姉妹にバプテスマを授ける恵みに与った。姉妹は先に救われた息子の変化を見ながら、いつか自分も信じたいと思っていたが、入院によってその決断が早められたようである。生きてきた人生が長いほど、信仰に伴う「過去否定」のハードルは非常に高いと想像する。しかし、まことの神様の超自然のみことばのちからによって変えられた信仰者の姿は、何十回の福音メッセージよりも深く、そして鋭く心に迫ったに違いない。同級生から福音が伝えられ、イエス様を信じた兄弟の信仰が母親へと受け継がれていく。神様のされることは素晴らしい。聖霊なる神様はこの時代でも、そしてこの場所でも、そして私を通しても働かれる。問題は、それを期待する信仰があるかどうかということ。そしてみことばに従う意思があるかどうかということ。”私ではなくキリスト”をあらためて教えられている。
牧師の独り言 Vol.37
