今日は父の日ということで、教会では、男の子や男性を特に尊び、感謝する「メンズ祝福デー礼拝」が行われました。
礼拝メッセージでは、「聖書的な男らしさ」というテーマで、創世記に登場するヤコブの息子であるユダの歩みを中心にお話を聞きました。
弟ヨセフの事を憎んでいたユダたちは、ヨセフに対してひどい仕打ちをしますが、その後、ユダは、神様の前に、父ヤコブの前に、そして、弟ヨセフの前に自分の非を認めて、自分の犯してしまった罪に対する責任を果たすために、心からの悔い改めの行動をとりました。そのように、心から悔い改めたユダに対して、神様は責め続けられるのではなく、その後大きな祝福を与えてくださいました。
「神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」(ヤコブ4:6)と、あるように、神様は自分の過ち、非を認める謙虚さを持つ者に対して、祝福を与えてくださるお方です。
罪のある私たちは、悪い事をしてしまった時、相手のせいにしたり、状況のせいにしたりして、自分の非を認める事がなかなかできません。ですが、今日学んだように、自分のしてしまった事を素直に認め、反省し、自分のしてしまった事に対しての責任をしっかり果たす時、神様はやり直すチャンスを与えてくださいます。
イエス様の事を三度も否んでしまったペテロも自分の非を認め、イエス様からやりなおすチャンスをいただき、その後、初代教会の中心人物として大きな役割、責任を果たしました。そのペテロの姿を見る時、大きな励ましを受けます。
今日のメンズ祝福デー礼拝を通して、男性として素直に非を認める謙虚さを持つ事。自分の行動に対してしっかり責任を持つ事。そして、自分だけではなく周りの人を顧みるという、聖書的な男らしさについて教えていただき感謝でした。